自己紹介

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日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。

2013年8月28日水曜日

イギリスの全国統一試験 GCSEとAレベル

全国統一試験の結果発表   GCSE と A レベルの結果が、発表されました。

夏休みの真っ最中。
8月の後半は、イギリスの受験生や親達は、びくびくの時期です。

なぜなら、Aレベル・GCSEの試験結果の発表がされるからです。

イギリスでは、入学受験でなく、卒業時の全国統一学力試験で、その後の進学路が決まります。

全国統一試験は、二つ。

GCSE(The General Certificate of Secondary Education)
中学修了時Year11(16歳)と

A レベル(Advanced Level General Certificate of Education)
高校修了時Year13(18歳)に行われます。

Aレベルの前年にASレベルと呼ばれるAレベルの模擬試験があります。

イギリスの全国統一試験の結果は、一斉に発表されます。
発表日は、毎年決められます。

2013年の今年の結果発表の日

Aレベル 8月15日
GCSE  8月22日でした。

Aレベルの結果を持って、9月から大学へ進学する高校生達にとっては、ドキドキの日ですね。

GCSEの結果も、その後、Aレベルへの進学コースを取る学生にとっては、受験科目を決める大きな目安になります。

大学進学をする高校生は、Aレベルの模擬試験(ASレベル)の結果をみて、志望大学やコースを決めます。

大学への申し込みは、大学入試センターであるThe Universities and Colleges Admissions Service(UCAS)に11月に申し込みを終えます。

書類選考の後、面接がある場合は、面接を受けて、
「Aレベルでこの科目のこのグレードを取ったら、入れてあげるよ。」という約束を取り付けて、
6月にAレベルの試験を受けます。

GCSE、Aレベルとも、結果のスコアは、グレードと呼ばれ、AからDまでの5段階。

Cまでが合格。

2009年からは、これに加えて Aよりグレードが高いA*( Aスター)が加わりました。

オックスフォードやケンブリッジ大学並みのトップ校になるとこのグレードを持っていないと難しいと思われています。

大学進学に必要なAレベルは、たいていは、最低3教科。
GCSEは、中学校により、選択できる教科の数が違います。

娘の通っている私立の女子中学校は、GCSEで選択できる数は9教科。
ほとんどの学校で、英語、理科(物理・化学・生物)、数学は、必須科目です。

公立中学校の方が、GCSEの為に選択できる科目数が多い場合もあります。
中には、11科目とれる場合も。


イギリスの新聞からの引用です。
11 A*s for Sir Winston Churchill's model great-granddaughter
Sir Winston Churchill’s great-granddaughter gained 11 A* grades in her GCSEs .

第2次大戦時代、英国の首相だったチャーチル氏のひ孫でモデルの女の子が、GCSEでA*を11個とる快挙。(さすがですね。)

Aレベルの成績が悪くても、GCSEの成績を考慮してくれる大学もあるので、
どの科目を取るかという選択は、かなりシビア。

もちろん、GCSEで取らなかった教科をAレベルで勉強することもできるのですが、
2年間GCSEの勉強をしてきた他の生徒との競争になるので、あまりお勧めされません。

Aレベルの結果を待つ13年生(高校最終学年)も深刻ですが、GCSEの科目を選択する9年生(13歳)もシビアな気持ちで、自分たちの進路を選んで行かないといけないといったプレッシャーがかかっています。


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2013年8月18日日曜日

キッズ英語クリエイティブライティングのブログです。

英語でつくる絵本 キッズ英語

キッズ クリエイティブ ライティング(KCW)の教室とは。。。

ロンドンに住んでいたときに、イギリスの小学校に通っていた娘は、
2年生になるころには、毎日A4のコピー紙を折り曲げて作った絵本を書いていました。

『Long long time ago, there is a princess called ....』から始まるお話は、
毎日、4ページや6ページの本になっていました。

日本の学校に転校して、担任の先生から、
日本の小学校では2年生になって日記を書くことを始めると聞いて、びっくり。

『子供たちが創作した物語を書ける場所を作りたい』
と思ったのが、このキッズクリエイティブライティングの教室の始まりでした。



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