自己紹介

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日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。

2010年11月8日月曜日

読書の秋 中学生向け英語の本

お勧めの英語の本

トワイライト by Stephenie Meyer


先週の11月12日は、ステファニー・メイヤー (Stephenie Meyer)原作の“Twilight(トワイライト)”が、テレビで放送されましたね。 

このトワイライト・シリーズは、映画でも「エクリプス トワイライト サーガ」が上映し始めましたね。 

さて、我が家でも、来年、ティーンエイジになる娘に、そろそろ「ハリーポッター」に代わる良い英語の本はないかと探していましたが、なかなかありませんね。

 「まだまだ、小学生。あまり、ロマンチックな作品は。。」と、おもうのは、親だけでしょうか。

 来年は、中学生だし、恋愛ものも解禁というので、この「トワイライト」を娘が選んだ時、「うっと。」
思いながらも、母はお財布を出して買いました。 

去年、イギリスのお友達が、みんな夢中になっているという「ハイスクール ミュージカル」も、『将来、大人になって、みんなの話についていけなくなったらかわいそう。。。』と、DVD3刊全部買いましたが、ママも楽しみました。 

ハイスクール・ミュージカルは、DVDでしたが、「トワイライト」は、英語の本を読ませる手段で買ったもの。

母娘で楽しめる英語の本 Twilight トワイライトステファニー・メイヤー (Stephenie Meyer)
母娘で楽しめる英語の本 トワイライト 

いままで買ってあげた英語の本は、全部読んでしまった上に、単語がやはり子供むけ。

そろそろボキャブラリーを増やさなければということで、今回買ったこの本を音読させていますが、音読となると面倒な娘。
隣に座っているママは、せかせながら聴いているので、全然話が楽しめません。
ということで、ママは、夜中にひとりでこっそり読んでいます。

これはおもしろいと、12日のテレビ放送を録画しておいたのですが、「読み終えるまで、見るのはおあずけ!」とのダディーからのお告げ。 

音読だと、なかなかページ数が進まないので、娘は、なんと自習のある日に学校に「トワイライト」の本を持っていっていました。

「なんだか、かばんが重い。」といいながら、400ページある厚みの本を持って、学校へ。

帰ってきて、「今日は、35ページまで読んだぁ。」というので、「本当に、学校で読んでたの?」と聞くと、「そう、算数の自習時間に、問題が終わったから、自分の席で読んでた。」という返事。

日本の公立の小学校のクラスで、辞書のような厚みの英語の本を取り出して、当たり前のように読んでいる娘とそれをいやだとも思わないで受け止める彼女のクラスメイト。

中学校も同じように温かく受け止めてくれるお友達がいっぱいのクラスだといいのですが。


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2010年11月4日木曜日

英語レッスン法 リスニング編 ハリーポッター

我が家では、英語の本は、まず、耳からということで、Audio Bookをよく利用しています。

得に、ハリーポッターのシリーズのように、全作7冊、シリーズ半ばから、ぐっとページ数が増え、1冊300ページ近くの本となると、何となく自分で読むのが面倒くさくなる子供たち。

この数カ月は、ハリーポッターのCDを車の中で聞くのが、日課になっています。 

ハリーポッターの最終章の映画が、もうすぐ公開されますね。

もちろん映画も面白いのですが、毎回映画を見るたびに、ハリーポッターの本を読まずに映画だけを見ている子供たちがいたらかわいそうだなと思う次第です。

それだけ、本の中のハリーは、いろんな体験をして、その細かい描写を読んでいる私たちもはらはらどきどきさせられるのです。

本を読むのが面倒なお子さんには、ぜひダイジェスト版でないオーディオブックをお勧めします。


ハリーポッターの本は、英国版(English English)と米国版(American English)がありますが、オーディオブックも同じです。

我が家では、もちろん英国版のCD。


Harry Potter ハリーポッター オーディオブック CD
クリックするとアマゾンから購入できます。

コメディアンとして人気があり、また、今では多くのドラマ映画で名優としても知られているスティーブン・フライ(Stephen Fry)氏のハリーポッターを聞いています。

本当に一人の人間がこれだけの役をこなしているのかと驚くほどです。

声だけに役を演じ分けるのが難しいだろうと面ますが、見事です。

それだけでも、ぜひこのCDを聞いてほしいなと思います。 

本と同じくCDも5作目くらいから、なんとCDも17枚というながさ。

それを聞くので、このハリーポッターシリーズだけで、我が家は数カ月のエンターテイメントを楽しんでいます。

12歳の娘は、続きが聞きたくて、車に乗る口実を見つけては、買い物にも喜んでついてきてくれます。

最近、ipodを手に入れて、それにも入れて、何度も聴いているくらいです。


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2010年9月7日火曜日

英語の勉強法 楽に楽しく

自分に合う英語の勉強法を探す。


語学の勉強方法というのは、それぞれに合った方法があると思いますが、

私は、いかに楽(らく)に楽しくが、語学が上達するコツなのではないかなと思います。

楽しいのは大切ですが、「らくに」というのは、もっと大切です。 

英語の勉強法ということを考えるといつも思い出すのが、ロンドンの英語学校で知り合った日本人の友達の話です。

 英語学校のLow Intermediate(中級)のクラスにいて、まだ当時10代だったその友達の家に遊びに行った時のことです。

彼女は、日本では「ぴあ」のような週刊情報誌で、イギリスで広く読まれている“Time Out(タイム アウト)”という雑誌を使って、勉強していました。


この“Time Out(タイム アウト)”は、普段、テレビ番組のチェックとかするの為に買っている身近にあった雑誌なのでで利用したのでしょう。

その雑誌のそれも最初のページのEditorial(編集者のコロム)の部分を必死に読んで勉強していました。

知らない単語を、赤いマーカーでハイライトにして、片っぱしから辞書で調べていました。

 「知らない単語が多すぎて。もう、ダメ。」としょげてる彼女のそばに置いてあった雑誌のページは、真っ赤でした。 

それは、そうでしょう。

彼女の問題は、選んだ教材が、あまりにも高度だったことです。

だいたいTime Out(タイム アウト)という雑誌は、アートやカルチャーのリビュー(Review)を専門にしている雑誌で、とくにEditorial(編集者の)コロムは、いろんなidiom(慣用語句)は、もちろんmetaphor(比喩)などイギリス広くいえばヨーロッパの歴史や文化をもじった言葉がいっぱい出てくるわけです。

イギリスの雑誌 タイム・アウト ロンドン
ロンドン子必読 タイム・アウト ロンドン


辞書で調べたって、英語学校の中級レベルの彼女には、全体の文章の意味がわかるのは難しいでしょう。

文化の違う国で育った日本人には、イギリスの文化をよく知っていなければ、よくわからないわけです。

私は、「自分の気に入った絵の絵本を買ってきて、イギリスの小中学生が使う英英辞典でわからない単語を調べたら。」とアドバイスしました。

語学は、勉強を始めたら終わりはないと思っています。
らくに長く続けられるということは大切なのではないかと思います。

ちなみに今の私の英語の楽しみ方は、ハリーポッターの本。
すごく楽しくてらくな勉強方法のせいか、全7巻もう3回は読んでいるでしょう。
毎回いろんな発見をさせてもらえます。

雑誌 タイム・アウト 世界中で発行されている
世界中で発行されているタイム・アウト
もうひとつの勉強方法は、英語の仕事でしょう。仕事で英語を使うということは、必死に勉強しないと失礼でしょうし、ついていけません。お金を頂いているわけですから、知っている言葉も、何度も意味をチェックして、言い回しもいくつもいくつも調べて。。

書く文章の80%以上が英語という生活をしていますが、まだまだ勉強は足りなく、大きな壁を登っていますが、でも、登り始めた頃よりは傾斜が楽になったような気がするのが、唯一の救いでしょう。


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2010年7月22日木曜日

英語スピーチコンテスト

               ようやく、スピーチコンテストの予選が終わりました。

短い期間に本当に驚くほど完成度の高いものを作り上げてきてくれた子供たちに感謝感謝です。
レッスンの度、目を見張るほどスピーチがうまくなっていくのは、本当に一生懸命おうちで練習してきたからでしょう。

サポートしてくださったご家族の方にも感謝しております。

スピーチのやり直しは、1回しかできないということで、かなり緊張した予選でした。
「今日、どうしても録音しないとだめ?あと、5回は練習したい。」というお子さんもいて。子供たちのやる気がうかがえました。

すごいなぁと思ったのは、自分やお友達のスピーチを聞いて、うまくいかなかったところがわかることです。

予選の時も、「ここがうまくいかなかった。」「あそこがちょっと間違えたねぁ。」と子供たち同士が話し合っているのがかわいいと思いながら、このスピーチコンテストが、子供たちにすごく背伸びさせたことではなかったことを改めて感じてホッとしています。

さらに、練習中に感じたことは、不思議なことに難しい言葉ほどすらっとスルーできてしまうことです。 "living creatures","designated (指定される)"や "devastated (すごい衝撃を感じる)"などの長く難しい言葉ほど、早く覚えてきれいに発音してしまう子供たちをみてなぜだろう?と思いました。

考えられるのは、長い言葉ほどリズムが取りやすいのではということです。英語のWordは、syllable(音節)にわけてよく考えられますが、3音節以上の長い言葉のほうがリズムがとれて覚えやすいのかな?と考えています。

今回のスピーチの練習中にどの子にも共通に感じられたのは一つの文章の中でのアクセントがうまくとれないことです。一つ一つの単語は丈夫に発音できるのに、もう一歩と感じられたところがこの部分。それが、上のような長い言葉の中では上手にアクセントを使って発音できるので、きれいな発音に聞こえるのです。

もう少しこの部分をいろいろ取り上げて今後のレッスンに役立てたいと思います。
それにしても、予選頑張った子供たちに、"Cheers!!!"

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2010年5月23日日曜日

イギリスのバースデーパーティ 

我が家では、子ども達のバースデーケーキは手作りです。

毎年、どんなデザインにするか子どものその時々のお気に入りを観察して、
何週間も前から決めます。

 時には、子ども達からリクエストももらいますが、ほとんどがサプライズ。 

大作(毎回大作ですが)をつくるときは、それぞれのパーツを前もって作って隠しておいて、
最後に組み合わせます。

さて、なぜオーブンもない実家で育った私が、「ケーキづくりを。」と思ったか。

『作らなければならなかった。』

 長女の1歳のお誕生日の為に、バースデーケーキを注文しようといろいろなお店を見てまわったり、カタログを見ていたときのこと、

主人から「子どもの誕生日のケーキくらい自分でつくれ。」というお叱りの言葉。


 初めての子育てで躍起になり、子どもに翻弄されていた時、睡眠不足や母乳あげで身体も気力もなく、いつもぼろぼろ。

そんな所への言葉だったので、「こんなに疲れていて、ケーキなんか焼いちゃいられないわよ。」と 夫婦けんかが始まり。 

結局、主人が「わかった。僕がつくる。」という言う一言で決着。

でも、得意な料理が、”Cheese on toast”(パンの上にチーズをかけてトーストしたもの)という彼が、果たしてバースデーケーキなどつくれるのかしら???


と心配していた所、料理づくりの上手な義母の所へ電話し、ケーキレシピを手にした彼。

ちょっとつくっちゃ、また電話して確かめて。

ようやくできたケーキは、バターアイシングののったNo.1の形の大きなケーキでした。 

1st Birthdayだからと、車で3時間かかる彼の実家から両親や親族が来てくれました。
すごい長いゲストリストができました。
一度にゲスト全員は、家には入りきらない。

しかたがないので、1歳のお誕生日は、2回に分けて行いました。

お誕生会をなぜ、2回もしなくてはいけなくなったかというと、始めは、娘のお友達ばかりを呼ぶつもりでしたが、

「日頃お世話になっているご近所の方を呼ぶべき。」という主人の意見と、

誕生日が近づくに連れ、長女と散歩していると、近所の人に、「もうすぐお誕生日ね。」という声がだんだんかかるようになり、さらには、「プレゼントを持っていきたいから。」という方もいたりして。
仕方ないので、日頃お世話になっている近所の方々もおよびしなくちゃ。

別の日に赤ちゃん友達を招待した2度目のお誕生日会も開きとたいへんでしたが、2回ともダディーお手製のバースデーケーキは好評でした。


 その翌年からは、ママもがんばってバースデーケーキづくり。
大きなNo.2の形のバースデーケーキを作りました。

それ以来、バースデーケーキは手作り。

仕舞には、ケーキづくりのお教室に通い、アイシングの講習も受けたりして。

娘が幼稚園の時は、流行っていたのが、バービーケーキ(Barbie)。
いつも、ケーキ屋さんの前を通る度、娘とうっとりとウインドウ越しに眺めていました。

これも奮闘して、長女の5歳の誕生日につくることができました。

イギリスのスーパーWaitroseのバービーケーキ
イギリスのおしゃれなスーパーマーケット Waitroseのバービーケーキ

このバービーケーキというのは、ケーキの中にバービー人形が埋まっているのですが、ドレスがスポンジやアイシングでできていて、高さもありゴージャス。
(どんなドレスにするかが、ケーキ屋さんのデザインの見せ所。)

 このケーキの為に、新しいバービーを手に入れないといけないということもあり、ケーキ屋さんでも、50ポンドからのお値段がつきます。
(長女が小さいときは、ポンド換算が200円くらいだったので、これだけで1万円。)

他のオーダーメイドケーキが、30ポンド前後なので、結構割高。

でも、パーティーで、このバービーケーキが出ると、女の子達の目は輝き、一斉にため息が漏れます。

もちろん、バースデーガールは、得意満面。

実は、このケーキ用の胴体から上だけのバービー人形が売っています。

アシチョンパ(腰から上だけのお人形)で、ケーキから出してみると結構可哀想な形。 

イギリスの子どもの誕生日会は、大掛かりなものが多く、
会場を借りて、クラスのお友達全員招待して、マジシャンやパフォーマーを呼んでと、誕生会に入れる意気込みはすごいものです。

なかには、「 バースデーパーティ費積み立て貯金」みたいなものを行なっているお母さんもいたりして。

バースデーも終わる頃に、ゲストが帰る時には、夫婦二人と子供が玄関先に立って挨拶しながら、おみやげを渡して、終わった後は、“Thank you letter”を出したりと結婚式さながらです。

2回も行なった誕生日会の後、夫婦共々疲れきって、2年目は、一度で済むようにしようと約束。

けれども、ゲストリストを短くする訳にはいかず、娘が、ナーサリー(保育園)にも行き出してからは、ゲストリストは長くなるばかり。

イギリスでは、幼稚園や小学校低学年までは、クラス全員を呼ぶのも珍しくありません。

さすがに、わが家で誕生会するのに、訳にはいかなくなってきた。

幸い、通っていたナーサリーは、バースデーパーティの時、会場として借りることができたので、何ヶ月も前からブッキング。

特にナーサリーとかでバースデーパーティーをするときは、週末しか借りれないので、半年以上前に予約を入れないといけなかったりします。

ダディーやママの手作りのバースデーケーキ。
 子供たちは、いつまでも覚えているみたいで、「何歳の時のお誕生日はロケットのケーキだったよね。」とか、10代になった今でもときどき思い出したように話します。


21歳のお誕生日まで作り続けないと。 
(日本では成人式の20歳が大きな節目ですが、イギリスでは、大学を卒業する21歳が大きなお祝いの歳)

最近、リストを作って忘れないようにしようと思ったら、もうすでに何歳のときにどんなケーキだったか忘れ始めていて、今や世界中に散らばってしまったゲストの方に、「我が娘の○歳の時の誕生日のときに、作ったケーキ覚えている?」という聞いて回っています。


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